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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２０１７年５月のご挨拶

拝啓　薫風さわやかな季節なりました一方、日本の安全にも係る厳しい国際情勢と不安を覚えます

皆様いかがおすごしでしょうか。

さて、私事ですが三月下旬にブラジルの友人とＪＴＢインド旅行に参加しました。デリー、ジャイプールとアグラの三都市を四泊で観光するツアーでした。

インド哲学はバラモン教、ヒンズー教、仏教、ジャイナ教などの思想を中心とする哲学だそうですが、現地のガイドさんによると、インドはヒンズー教が７０％、イスラム教が２０％、残りが仏教とキリスト教だそいうです。

ヒンズー教の中にはカースト制が今でも根付いており、同じカースト階級から親が決めた人とお見合い結婚をするのが主流だそうです。人口増加ではイスラム教徒が次第に増えて来ていて一夫多妻の影響が大きいということです。

遺産観光では色々な民族に出会いました。その中でもヒンズー教の女性はサリーを着て、既婚者は額にヘナで印をつけていました。若い女性の化粧は地味で結婚すると顔のアクセサリーをたくさんつけます。

イスラム教の女性は黒いブルカを着て、中には顔を隠している人もいましたが、若い人は化粧をきれいにしていました。

建築では、殊の外、寺院の美しさが印象的でしたがヒンズー教の寺院ではイスラム教の国や英国による侵略、破壊、略奪などの歴史的な傷跡も見ました。

ガイドさんの話からは物価はかなり安いようで、一家四人の生活費は月2万円位で人気のある日本車スズキアルトは20万円だそうです。

今のインドは40年前のブラジルを思い出させ混沌としている中に躍動感がありました。

好季節とは云え、どうぞシンプロポリスミナスをお役立ていただきお元気にお過ごし下さい。日頃のご愛飲に厚くお礼申し上げます。　　敬具

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　有限会社　ノビア　店主　河村伸一郎