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２０１５年７月のごあいさつ

拝啓　MERSコロナウィルスの流行・自然災害の多発・安全保障関連のニュースなど不安に思われることが多い昨今です。

皆様いかがお過ごしでしょうか。日頃はシンプロポリスをご愛顧いただき深く感謝申し上げます。

さて、私事ですが先月母がクラス介護老人保健施設の運動会に妻とどんな内容だろうかと興味を持って応援に出かけました。

施設に着くとすでに一階の中央ホールに車いすのお年寄りの方々総勢約６０名が紅白左右に分かれて運動会の始まりを待っておられました。

全員紅白の鉢巻をされ、そのお顔と身体がさっそうとされているように見え、会場もピンと張りつめた雰囲気に思われたのには内心驚きました。

運動会のプログラムは、開会の言葉（理事長）選手宣誓（入所者代表二名）ギリシャ風聖火リレー（スタッフ）博多弁の準備体操（入所者・スタッフ）障害物競争（入所者一部）桃太郎の応援合戦（スタッフ）ヤクルトつかみ競争（入所者一部）傘を使った玉入れ（入所者）綱引き（スタッフ）などで、最後に成績発表ですした。

その構成は先ず楽しく、そしてなるべく頭脳と四肢も使うように工夫されていました。

最後まで誰一人と落伍者がなく応援にきた家族共々笑顔で楽しい一時間半を過ごすことができましたのは、スタッフやボランティアの方々のお蔭と感謝の気持ちで一杯になりました。お年寄りのに交じって私ほどの年齢で車いすの綺麗な女性がいらっしゃいました。

誰しも健康な時は若くして自分の身体が不自由になり施設で介護してもらおうなどとは夢にも想像しないことでしょう。各々皆さん事情を抱えておられるのだろうと思いました。

元気そうな母の姿に安心したと同時に、これからそう遠くない自分達の老後を重ね合せ他人事ではない複雑な気持ちで帰りました。

本格的な夏を迎えます。どうぞプロポリスでご自愛の程お祈り申し上げます。　　　　　　　敬具

有限会社　ノビア　店主　河村伸一郎