12月のご挨拶
拝啓 皆様いよいよ師走となり諸事ご多忙のことと思います
この一年を振り返ってみますと益々世界のグローバル化が進み
競争社会の中で私達の日常生活においても心配なことが多くあったと思います
その様な状況の中 ノビアは今年も皆様のお力添えをいただき
無事に一年を過ごすことが出来ました 心よりお礼を申し上げます
さて一年の終わりは心のこもった年賀状を差し上げたいと
心がけその準備などに追われますが 皆様はいかがですか
年賀状は本来年頭に当たり 相手の幸福・平安を祈り旧交に感謝し
そのよろこびの心を表したものと思います
調べてみますと「お年玉付き年賀葉書」が作られたのは
1949(昭和24)年 当時京都在住の民間人男性(当時42歳)の発案でした
その考えは「年賀状が戦前のように復活すればお互いの消息もわかり
うちひしがれた気分から立ち直るきっかけともなる」というものでした
加えて「年賀状に商品が当たりくじをつける」
「料金に社会福祉のための寄付金を付加する」という
アイデアを基に自ら見本のはがきや宣伝用ポスターを
つくり郵政省に持ち込んだそうです
すでに日本文化の一つになっているこの年賀状はがきが
官でなく民から生まれたものであることを知り
自然と納得もでき良かったと思いました
日々寒さも増すこれからお体にはくれぐれもお気をつけ下さい
来る新年が素晴らしいものでありますように心より祈念いたします
敬具
有限会社ノビア店主 河村伸一郎 |