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　　　　　　　２０２０年１１月ご挨拶

拝啓　晩秋の候　いかがお過ごしでしょうか　コロナの大きな禍の中、脱出を試みているうちに気づけば今年も駆け足で過ぎようとしています。時の流れの早さに驚くばかりです。

平素はシンプロポリスミナスをご愛顧いただき厚くお礼申し上げます。

先月は友人達と三人で以前から興味があった巌流島を訪ねました。

ご存知の佐々木小次郎と宮本武蔵の決闘の地です。所在地は山口県下関市彦島字船島６４８番地。

現在は無人島、島の形から正式な名称は「船島」ですが、小次郎の流派「巌流」をとって「巌流島」と呼ばれています。門司港から小さな船に乗り１５分ほどで着きました。

島のシンボルは躍動感あふれる武蔵、小次郎像です。青く雄大な関門海峡をバックに展開された真剣勝負を連想して感動しました。ちなみに佐々木小次郎の生涯は謎が多く１６２１年決闘当時の年齢は武蔵は２０代、小次郎は６０代また武蔵の遅刻はのちの創作という説もあるそうです。

更に当時の島の面積は現在（１０３，０００ｍ２）の六分の一。決闘には両者以外に検使、警護の侍・医師が待機したそうです。この決闘の地には平成３０年１２月竜王戦第七局の決戦、前日に羽生善治竜王（当時）と広瀬章人八段が上陸され記念の手形を残されていました。

運試しには人気者の必勝タヌキ（他を抜く）が生息していて会えれば必勝間違いなしとのこと。

戻りの船が来るまでの一時間、潮の香りと美しい景色にリラックスした気分で佐々木巌流の碑（１９１０年建立）に手を合わせました。

日毎寒さが加わります。インフルエンザにも十分お気をつけられ暖かくお過ごしください。　　敬具

　　有限会社　ノビア　店主　河村伸一郎