|
ミツバチは、主にアレクリン原野から緑色の樹脂を採集して巣箱に持って帰ります
プロポリスは、樹脂質でバルサム質の物質で、様々な成分が含まれています。
プロポリスは様々な植物の新芽、花のつぼみ、樹液などをミツバチが集めて巣箱に持ち帰り、自ら分泌する唾液や蜜蝋と一緒に混ぜ合わせてつくられるものです |
|
ブラジルのミツバチは、ヨーロッパ種とアフリカ種が交配した、アフリカ蜂化ミツバチがプロポリスつくりには最適とされています。
それは強くて、病気にかかりにくく、元気でたくさんのプロポリスをつくり行動範囲も広いからです。
写真は、ミツバチがつくった自然の蜜蝋を利用して、巣箱の中の巣を用意しているところです。 |
|
店主の河村も何度もプロポリス採集には行きましたが、防護服を着ていても、その中にミツバチが入り込み、頭を刺されたこともありました。
|
|
トラックで山奥まで行くと、あとは巣箱まで歩きます。
|
|
点在する巣箱 |
|
その巣箱の隙間に出来ているのプロポリスです。
それを拡大したのがj左下の写真で、ミツバチがプロポリスを作っています。 |
|
ミツバチは、巣箱の入口にプロポリスを用いて、巣の裂け目を被い、入口から侵入する風、寒さを減少させます。
自然界の敵である細菌、バクテリアの侵入も防ぎます。
その他に巣箱に侵入した生物の死骸をプロポリスで包み込んで腐敗しないように防腐処理も行います。
|
|
そのプロポリスをナイフを入れて取り出すために、ミツバチが人間に猛攻撃をかけてきます。
ミツバチはプロポリスをつくる仕事を邪魔されるわけですからまさに戦いです。 |
|
一方、ミツバチたちに良いプロポリスを作ってもらうために、巣箱を最善の状態に保つために、巣箱の保守、点検を行うことも重要な養蜂家たち仕事です。 |
|
巣箱の隙間に作られたプロポリス |
|
採集したプロポリスを輸送用の木の箱に入れています。
|
|
プロポリス採集養蜂場からプロポリス製造工場へ、採りたてのプロポリスを運びます。
|
|
トラックから採集したプロポリスの木箱をおろし、採集した箱に、採集養蜂地、採集年月日、そして重量を測り、ラベルに記入して木箱に貼ります。
|
|
重量と採集地、採集年月日が記入されたラベルが貼られた木箱は、冷凍庫に一旦保存されます。 |
|
冷凍庫から取り出されたプロポリスを毎日の作業として、プロポリスの上層にできた、硬い不要な部分をナイフで取り除く。
時には、蜂の死骸、木片、葉っぱなども含まれていることがある。 |
|
不要な部分を取り除いた後にプロポリスの大きさ、色などを会社独自の規定に従って分類する。 |
|
不要な部分を取り除かれたクラス別に選別されたプロポリスがロット別に集められれる。
|
|
クラス別に分類されたプロポリスは、食品用のプラスティックの袋5kg用に入れられて、そこに養蜂地名、分類クラス名、プロポリス採集年月日を書いたラベルを貼り、重量を測る。 |
|
プロポリスの注文があり、製造に回されるまで、プラスティックに袋詰めされたプロポロスは、鮮度を保つ為に冷凍庫に保管される。 |
|
養蜂地から消費者の手元に届けられる全過程のデータ情報の記録をとることはプロポリスの品質管理に大変重要なことです。 |
|
弊社は、生産過程で知りたいあらゆる情報の検索を可能にしています。
また、プロポリスの原料である植物や、花粉の特定も視覚的判断のみに頼らず、顕微鏡、また化学的な分析をも行なっています。 |
|
生産過程におけるモニタリングを頻繁に行なっています。
それが行えるのも生化学薬剤師が二人いるからです。
設備が整ったラボラトリーでプロポリスの品質実験を常に行い、品質向上に心がけています。 |
|
プロポリスを抽出するために、ステンレス製の容器に新鮮なグリーンプロポリスを入れ、それに食料用で度数70度の穀物アルコールと蒸留水を加える。
プロポリスを抽出するには、ステンレス製容器内のエチルアルコールとプロポリスを電動式攪拌機でプロポリスの主成分がエチルアルコールに十分に溶け合うよう適度な濃度になるまで攪拌する。
攪拌している間に抽出過程にあるプロポリスを一定の時間度に抜き取り、自社の試験室に検体を運び、品質、抽出状態を調べる。
試験内容には、プロポリスに含まれるフラボノイドの濃度、蜜蝋値、規格成分含有量(乾燥値)なども含まれる。
ステンレス製容器内のプロポリスが適度の濃度に達してから濾過器付きのタンクに移され、常温の下、濾過される。
濾過作業が完結されると、抽出されたプロポリスの検体は試験室に運ばれ、最終的な品質検査を受ける為に様々な分析試験が行なわれる。
濾過作業を経て、品質試験に合格したプロポリスは、充填部門に運ばれ、30mlのガラス容器に充填され蓋がされる。
|
|
蓋がされた1瓶30mlが入ったプロポリス抽出液の容器は、1つ1つの化粧箱に入れられ、さらにそれが30個入るダンボールの箱に納められる。
30個入りのプロポリス抽出液は、配送部門で保管されて、そこからお客様に届けられる。 |