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◆◆━━ ■シンプロポリス通信■━━━━━━━━━━◆◆
２００８年７月２２日　　

第１７回

件名　「ブラジル移民１００周年　　レポート最終回」　　

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このメールは、シンプロポリスとご縁のある方にのみ
配信されています。
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暑中お見舞い申し上げます。

お元気にお過ごしですか。


７月は、あと１０日ほどになりました。
７月のシンプロポリスお買い上げの方全員に
クオカードをプレゼントしています。

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さて、今回はお待ちかねのムラッタ（ブラジルのなかの
人種の呼び名です）

の写真つきです。

ブラジルはリオのカーニバルが有名ですが、
その主役ともいわれる方々は白人と黒人との
混血で、ムラッタと呼ばれています。
ムラタさんと覚えたらいいですね。

シンプロポリスメーカーの平尾社長の
日本移民百周年レポートの残りも少なくなりました。

その続きをお伝えします。

日本移民百周年レポートＮＯ３


戦後、移住は再開され1953年1月から新移民と呼ばれる
人たちが続々と渡ってきました。

私たち戦後移民は戦前移民が築いてくれた
「ジャポネス・ガランチード：日本人は信用できる」と
いう礎の上に乗っかって、それほど苦労することもなく
ブラジル社会に溶け込むことができました。

私たち外国人がブラジル社会で何の差別も受けずに何も
遠慮することなく堂々と暮らしていくことができるのは、
勿論この国と国民のおおらかな包容力でしょうが、
先輩移民の百年の艱難辛苦を忘れるわけにはいきません。

私が住んでいるのはサンパウロ近郊のアルジャーという
静かな自然いっぱいの小さな町です。

ここに日本人が入植してから82年になります。
サンパウロに近いことから、野菜、果樹、養鶏などが
盛んでしたが、今は花の栽培が主体となっていて
毎年8月から9月にかけて「花祭り」が日本人を中心に
開催され年中行事となっています。

今年は百周年を記念して私たち日系コロニアは、
お世話になっているアルジャー市に約400本の桜の苗を
植えて「桜並木」を造成し市に寄贈しました。

記念碑にはブラジル語で「移り来て百年、日本移民を
温かく受け入れてくださったアルジャー市に感謝の心を
こめてこの桜並木を捧げます。

私たちの心のふるさとアルジャーは永遠に、花咲き、
小鳥囀る自然豊かな町でありますように」と刻んであります。


私たちは早晩ブラジルの土となっていきますが、
桜並木は生長を続け、成木となって末永く市民の憩いの場と
なるよう祈っています。

今年はじめからテレビ、新聞などいろんなメジアで日本、
日本人、日系コロニアの記事が毎日、非常に好意的に紹介
されています。

ブラジルは日系コロニアに全幅の信頼を寄せて「市民権」
をくれたような感じがします。

私たちはこれに答えて日伯間により緊密な関係を築いて
いかなければなりません。

「双方向の交流が両国の関係強化につながることを期待します」
これはブラジル移住百周年記念式典での皇太子さまのお言葉です。


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編集後記：

連休は、家内の祖母の７回忌の法事で
三連水車で有名な田主丸に行きました。

福岡県朝倉市の田主丸からも
ブラジルへ多く行かれています。

サンパウロで福岡県人会をつくり
いまでも千人太鼓を受け継ぎ

皇太子様を迎えての記念式典でも
披露したと聞いています。

ブラジル移民の方々が日本人のアイデンティ
美しい日本の心を純粋に受け継がれ

世界の地で大きな木を植えられ
たくましい子孫をつくられ

その魂を受け継いでいかれているのだと
感じました。

猛暑が続いております。
お体には十分ご自愛下さい。

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★夏の暑さをプロポリスで乗り切りましょう★


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