プロポリス他社との比較 |
プロポリスにはたくさんのメーカーがあり、品質も値段もまちまちで選択に困るのが実情です。
プロポリスの表示濃度が高ければ良いと思われがちですが、そうではありません。
原料が異なると内容成分も違ってきます。
同じブラジルプロポリスでも地域によって原料の質に大きな差があらわれ、ミナス州南部のアレクリン系プロポリスが最も良いとされています。
良い製品とは、製造過程であらゆる不純物を除去し、蝋質を除いて、いかに純粋なプロポリスエキスを作るかにかかっています。
日本食品分析センターに問い合わせても同じ回答が返ってきました。
日本では、日本プロポリス協議会という機関が、大体の成分標準を定めています。
シンプロポリスのブラジル製造メーカーであるグリーンフーズ社もメンバーの一員です。
ここではシン・プロポリスと品質が似ていると思われるA製品、B製品の3つのプロポリスを
比較してみました。
A製品は表示成分も価格もシンプロポリスに近いものです。(定価は、シンプロポリスよりも高く、長年愛用していたプロポリスです。白い固まりが分離するようになり止めました。)
B製品の成分表示(ホームページに掲載)はシンプロポリスより高く(濃く)、価格はA・シンよりも少し安いという魅力的なものです。
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A製品はうまく乳化するかに見えたのですが、蝋質が分離してカップのふちにくっつきます。
B製品は殆ど溶けずに直ちに分離してしまいました。これでは幾ら濃度表示が高くても体内で利用されるプロポリスはほんの僅かです。
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最後にプロポリス原液を0.25mlづつ白紙に落としてみました。
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A製品
10年前に私がいろいろなプロポリスを飲んだなかでは、味、香りがいちばん気に入っていましたが、全体的な製品のばらつきがあり、溶け方にも群(むら)があり、蜜蝋が分離して白濁化します。
シンプロポリスと味を比較すると苦みを感じます。
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シンプロポリス
味はA製品よりも辛くて刺激があります。これはアレクリン原料が所以です。飲み慣れると、香りと飲んだ後のスッキリ感があります。
アレクリン原料の緑色の特徴がでています。品質のむらがなく、今のブラジルで良いと言われるプロポリスの中では一番自信のあるプロポリスです。
濃度が全てではありませんが、蜜蝋を除去した後のプロポリス固形分の比較で蜜蝋を含むA製品よりも高いです。
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B製品
一番色が濃くて濃度が高く一見一番良さそうですが、
水に溶かした実験では、すぐに底に沈殿し水が透き通って見え、一番溶けにくいプロポリスでした。
原液をそのまま飲むと歯に蜜蝋などが付着し、味は苦く、シンプロポリスのようなスキットしたさわやかな感じはありません。チカチカ感があとをひくようでした。
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シンプロポリス製造メーカーよりコメントをいただきました。 |
一目瞭然ですね。とてもよい試みだと思います。弊社製品は、何時何処でどんな試験をされても絶対他社に負けないと自信をもっています。
たとえ表示濃度が高くても水に溶いたときに均一に乳化せずにコップ(ビン)の縁にくっついてしまっては何にもなりません。
また簡単に分離するような製品は、体内に入ってからの利用率、吸収率も非常に疑わしいですね。
また、プロポリス固形分を40%などと高く表示しているプロポリス製品を見かけますが、もし、そんなに固形分が高ければ、水で薄めても乳化してきません。乳化しなければ体内に利用されません。
もちろんシンプロポリスは乳化剤など一切含まれていない天然の純粋ピュアなプロポリスです。
アルコール抽出液からアルコールを飛ばしていけば、濃度はいくらでもあげることができます。最後にはワックスのようなキャラメルのような状態になって水には全く溶けないようになります。
うまく乳化する最高濃度は24%くらいで、それを超えると急速に分離してきます。
濃度が高ければ良いというものではありません。
Extrato seco(乾物含量):
プロポリスを仕上げる段階で荒めのフィルターをかけると乾物は多くなるしプロポリス液から蜜蝋を除去しなければ更に乾物量は増えます。
また原料の質が悪く、荒いフィルターをかけて、蝋分を除いていない製品のブリックス値は高くなります。こんな数値にごまかされないようお客様をご指導ください。
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A商品(○AC)からシンプロポリスに替えられたご愛飲者様のほとんどの方が、シンプロポリスの商品が良いことを喜んでおられます。 |