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1月4日から1週間ほどブエノスアイレス（アルゼンチン）と
モンテビデオ（ウルグァイ）を旅行してきました。

チョッと変わった場所や食べ物を紹介します。

ブエノスアイレスとモンテビデオはラプラタ河を挟んで
対峙していますが、その川幅が凄く広く両都市間は高速艇で
2時間あまりかかります。

ウルグァイはブラジルとアルゼンチンの２大国に囲まれた、
日本の半分くらいの面積で人口300万の小じんまりした牧畜の国です。

１番目の写真はウルグァイ側からラプラタ河を望んだものです（海ではありません）。
対岸はアルゼンチンなのですが勿論何も見えません。

２番目の写真はウルグァイ国会議事堂。大理石をふんだんに使って1925年に完成した
（小国には似合わない）威風堂々とした建物に少々度肝を抜かれました。
右側が私たち夫婦。

「南米のパリ」といわれるブエノスアイレスはヨーロッパからの移民が造った街。
いかにもヨーロッパらしい建造物がならび、今も気品を備えている大都会です。

３番目の写真はボカ港（Barrio Boca)：一番古い港で造船工場が沢山あったが、
その船に塗ったペンキのあまりを失敬して各々の家屋に塗ったため
色彩豊かな町並みとなり、そのまま絵になるので今は観光名所となっている。

ここは当時唯一の船着き場で当然娼婦の館となっていた。

ヨーロッパから長い旅路を航海してきた船乗りたちはここで陸にあがり娼婦を求めた。
暗い酒場から生まれた船員と娼婦の悲しくも切ない物語をステップにしたのが
タンゴで、此処がタンゴ発祥の地である。

アルゼンチンは農牧の国、血のしたたるようなステーキとワインはおなじみだが
ガウチョ（カウボーイ）が網焼きでゆっくり時間をかけて焙りあげる
チョリソ（血のソーセージ）は是非お試しいただきたい料理のひとつ。

４番目の写真はチョリソの炭火焼き（茄子を焼いているのではありません）。

太くて真っ黒でグロテスクだが繊細な味は言葉で説明できないほど美味しい。
若い女性がチョリソを無性にほうばっている姿は？？野性的にみえました。